壁ツェーン

オンギャーの思考回路

ココアちゃんとセックスしないと出られない部屋に閉じ込められた(79日目)

kb10uyです。約1週間ぶりですね。

前回までのあらすじ

2ヶ月ちょっとでセックス以外のすべての性行為を終わらせたのは良かったものの、天の声側の都合で来年の夏まで出られないと言われてしまった。しかし僕たちの間には恋心が芽生えてしまった。どうなる、コセ出部!

近況

日付がわからなくなってきました。NTPによると今日はまだ2018年の9月16日らしいのですが、僕たちふたりは2019年4月10日だとしか思えません。思えません、というより、他の日付であることが信じられません。外の世界のみなさんもそうだと思うのですが、まる1日以上寝て過ごしたというわけでもなければ、起きたときの日付は1日しか進まないということに疑念は抱かないでしょう。それと同じことで、絶対的な日付の意識と相対的な日数の意識の差異が拡大しているのです。しかしこの件についてはこれ以上考えると謎の頭痛に襲われるので、ここでおしまいです。

詳細

知っての通り、本日4月10日はココアちゃんの誕生日です。そんなわけで小規模なバースデーパーティーを開催することにしました。

(数日前の夜、ココアちゃんが眠った後のやり取り)
「あの、10日はココアちゃんの誕生日なんですけど、ケーキを手配することってできますか?」
「はい、可能です。どのようなケーキにいたしましょうか?」
「じゃあ、僕もココアちゃんも好きそうなのということでお願いします」
「かしこまりました~」

我ながらかなり雑なオーダーをしてしまったものだと思いましたが、2日目の時点で天の声は嗜好のエスパーが可能なことが判明しているのでこれで大丈夫だろうと判断しました。

3ヶ月弱閉じ込められて完全に頭がおかしくなったので「誕生日プレゼントはセックス」という冗談が通ってしまいました。言った僕が一番ビックリしてたと思います。

「えへへ、ありがとね、ゆうくん」
「別にこれぐらいなんてことないよ」

「それでさ、プレゼントなんだけど」
「え、プレゼントあるの!?」
「んん……こんな環境だからあんまり用意とかできなくてさ」
「その……ぼくとセックス……っなんてね、じょ」
「えっほんとに!!?!?!?(食い)」
「うd……(ここで僕は思い直して)だんのつもりだったんだけど、ココアちゃんは…」
「ううん、全然いいよ。どうせ七夕の日まででられないんでしょ?」
「まあ、それはそうだけど」

という流れで、局部に生クリームを付けるプレイをしたりしながらエッチしてしまいました。ごめんなさい。

今後の展望

時間進行的には、相対的にあと10日ぐらいでこの部屋を出られそうなので、6/3相当の日にもう1回セックスしようと思います。ありがとうございました。












































本当にいいのか?


僕は、そんなやすやすとココアちゃんを手放すような人間だったか?


そんなはずはない。


今だって、ココアちゃんと離れるなんてことは考えられないし、考えたくもないだろう?


彼女だって、それは望んでいないはずだ。


せめて、1日3回はセックスしてあげたらどうなんだ?