ココアちゃんとセックスしないと出られない部屋に閉じ込められた(2日目)
これは「kb10uy「保登心愛さんとセックスしないと出られない部屋にいる」」の2日目の日記です。
これをみなさんがお目にかかる頃には僕は多分Seaurchinの新バージョンをリリースしているんじゃないでしょうか。kb10uyです。
1日目の訂正
1日目の様子は誰かが観察していたようで、すでに文献が存在します。概ね正しいんですが、多少異なっていたので訂正させてください。
- 「大学から帰宅する途中、満員電車の中で」→満員電車になる区間は存在しません。とはいえそこまで外部から詳細に観察できるわけでもないようですし(後述)、特に問題はないでしょう。口承でいくらでも変わるでしょうしね。
- 「僕は無心で頭を洗い続けたのです。」→嘘です。日課として抜いていました(が、決してココアちゃんで抜いたわけではありません、これは本当です)。
- 「僕はkb10uyの名に誓って紳士ですから」→誇張表現のおそれがあります。僕がこの名に誓って紳士だったらいまごろこの国はこんなに少子化が進んでいないでしょう。
今日の振り返り
外界における時間が経過しない、というアドミニストレーター(以下admin)の話が本当なのか非常に気になりますが、気にしたところで出られるわけでもないので気にしないことにしました。まあ経過してたらしたで僕が単位を落とすだけですし。いやでも困るわローン降りなくなるか
朝はココアちゃんが先に起きていました。いつ起きたのかはわかりませんが、僕が起きたのは11時半だったので午前中だったんでしょう。彼女はもうすでに着替えていました。この部屋にワードローブは存在しないので着替えどうするんだろう、と気になってはいましたが、聞いたところ頼めば出してくれるそうです。僕も念じてみたところ着慣れた部屋着が出てきたので助かりました。……本当か?なんで僕の部屋着にadminはアクセスできるんだ?
とはいえ僕のことを起こさず、ベッドも引っ込めないでおいてくれたのはココアちゃんの優しさということなんでしょう。さすがですね。
食事の話でもしましょうか。昨日思い立ったので昼食には「僕たちが一番食べているもの」という抽象的なリクエストをしてみました。その結果、
- kb10uy: 壱角家 MAXラーメン(塩) 大盛り海苔マシ
- ココアちゃん: クリームシチューとブレンドコーヒー
という結果になりました。さすがですね。僕はこれを14週間連続で食べていたので非常に正しいです。ココアちゃんのメニューについては、曰く「チノちゃんの味」だそうです。個人の味付けまで再現できるんですね。ところで僕は家系ラーメンについては濃いめ少なめで統一しています。汁を麺と一緒にかきこむとなんとも言えない人権が口の中に広がってなんとも言えない気持ちにさせてくれます。
夕食は「お互いの食の趣味を入れ替えて」と伝えてみました。すると僕には惣菜パンが1kgほど、そしてココアちゃんにはハンバーグカレーが配膳されました。昼食同様味は指定しませんでしたが、味見したところいわゆる「慣れ親しんだ味」でした。
あと日常生活の話ですね。これについてはただ「ご都合主義的」の一言に尽きます。本当に自分の妄想で、僕が統合を失調してしまったのではないかと再三再四疑うほどです。その例を挙げると、
- 自宅のメインPC: OK。ローカルIPとグローバルIPが最後に家にいたときと同じだったが、こちらがこのような部屋にいることを発信しようとすると何らかの力によって封じられる。
- スマホ/携帯: OK。電波は入らないがなぜかLTE限定サービスは使える模様。
- p3.16xlarge: OK。「部屋を出るまで回して良い」と言われた。本気か。破産しても知らないぞ。
- オナホ2点: NG。まあOKでも隠し場所に困るので良いんですが。
- 追記(72日目): 30日目でOKが出てました。社の規定だそうです。
- ローション: 3分後にNG。これは迷ったんでしょうね。
- 追記(72日目)これもオナホ同様にOKが出てました。
- ラビットハウスのコーヒーミル: OK。
- 「ティッピー」: NG。
- 「チノちゃん」: NG。
ここからはちょっと趣向が変わって会話ログです。
僕にとってココアちゃんはもちろんマット紙やIPS液晶の向こう側の存在でしたから、ひょっとしたら所謂2次元の世界で何らかのつながりがあるのではないか、と考えました。そこで夕食後に聞いてみたわけです。
「あのさ、ココアちゃん」
「なに?」
「ちょっと変なふうに聞こえるかもしれないんだけど、僕もココアちゃんも知ってそうな人について聞いてもいい?」
「けーびーくんも私も知ってそうな人?芸能人とか?」
「まあそんな感じ、2人分あるんだけど……」
特にココアさんは怪訝そうな目をこちらに向けるでもなく、受け答えしてくれました。さて問題はここからです。
僕がココアちゃん以外に2人と言ったらAさんとTさんしかいないわけですが、接触可能性を考えてTさんのほうがあり得なさそうなわけです。つまり最初はTさんについて聞くほうが安全かと思われるのですが、このとき僕は妙に嫌な予感がして、先にTさんについて尋ねることにしたのです。
「まず、高森藍子さんって知ってる?」
「たかもりあいこ……あっ、アイドルの子?」
ドンピシャです。僕はこの時点で最初の仮説について確信をもちました。
「そうそう、ゆるふわアイドルの高森藍子さん」
「知ってる知ってる、かわいいよね!私から見てもかわいいって思うもん」
「そっかー。人気はどんなだったか覚えてる?」
さて、と心の中で覚悟を決めてから次の質問に移りました。
「それと……比那名居天子さんはどう?」
その刹那、ココアさんの表情が固まり、すぐに驚いたような顔を見せました。こういう顔もいいですね…
「えっ、天子ちゃん?」
「ちゃん?」
「うん……中学のときおんなじクラスだったから」
嫌な予感が的中してしまったようです。ココアちゃんと天子が同じクラスというのは本当に、ただの、僕の妄想に過ぎませんでした。しかしココアちゃんがそのような反応を見せている以上、これは事実だったわけです。
「なるほど…青髪赤目で有頂天な感じだった?」
「うちょうてん…かどうかはよくわからないけど、見た目はそんな感じだったよ」
「なるほどなあ」
これは僕の悪い癖ですね。受け答えのレパートリーをもっと増やすべきなんでしょうけど、なるほどが使いやすすぎるんですよね…
「けーびーくんはどうして2人のことを知ってるの?」
「僕のs…僕たちの間でも有名な子だったから」
「そうなんだ~」
僕の世界、と言うの、明らかに問題がありますね。さすがにそれぐらいはわかりますから、あえてそれには言及しないでおきました。
ましてその2人と同じぐらいココアちゃんが好きだなんて、会って2日目に言うような話じゃないですから、しばらく封印しておくことにしたのです。
与太話はこれぐらいにして、他の日常生活の話をしましょう。
トイレとお風呂はあれ以上改善の見込みがなかったのでお互い我慢することにしました。ココアちゃんがどうかはわかりませんが僕は今の所精力絶倫なわけですから、いつまでもつかわかったものではないんですが。
それとさっきも出てきた着替えについては、回収して洗っておいてくれるそうです。そういうことについては部屋には本当に最小限しか用意しないつもりなんですね。
雑感
- シコティッシュどこに捨てよう…
- ぶっちゃけ抜いても怒られなかったのは助かった
- オナニーNGだったら間違いなく僕はすでにエッチしていただろうな…
- 本当に僕の妄想じゃないのか?僕の想像・記憶と相違点が見つからないのが怖い。
- ココアちゃんはやっぱり帰りたい気持ちはあるようだ。
- これはぶっちゃけぼくもそう
- でも安易にえっちするのは僕のプライドが許さないしココアちゃんもそれは望んでいない可能性が高い。
- ていうかこのココアちゃんいつ頃のココアちゃんになるんだ?